「怒る企画術!」(吉田正樹 著)に学ぶ“企画”を生み出す考え方





社会人として仕事をする上で逃げることのできない「企画」。

クリエイティブな職種の方が立ち上げるプロジェクトはもちろん、“何かをより良くするための仕事”は広い意味ですべて「企画」と言えます。

皆さんは「企画」を作ることが得意ですか?ぼくはあまり得意ではなくて…。

なんとかヒントをつかむべく手にとったのが、この「怒る企画術!」(吉田正樹 著)

この本を読むと、「面白い」「通る(採用される)」企画を生み出すヒントをつかめますよ!

▼「怒る企画術!」(吉田正樹 著)内容紹介

はじめに、「怒る企画術!」(吉田正樹 著)の内容紹介です。

【内容紹介】

「誰かを幸せにするためにアイデアを出す」ということも大切ですが、余裕のないときにはそんなことも言っていられない。自分が満たされないのに人の幸せなんて考えられないでしょう。そこで、いったん負の感情を整理整頓して、いいアイデアに変えてしまいましょう。満たされない欲求でウツウツしているときこそ、数字がすべての「記録」ではなく、長く「記憶」に残るものがつくれるチャンスなのです(著者)。『爆笑レッドカーペット』『笑う犬の生活』名プロデューサーの発想術。

「BOOK」データベースより

著者の吉田正樹は「トリビアの泉」「爆笑レッドカーペット」「笑う犬の生活」「夢で逢えたら」など数々のヒットを生んだ、元フジテレビ名プロデューサー。

この肩書きを見ると、「天才」「破天荒」「抜群のお笑いセンス」といった、飛び抜けた才能を持ってるんだろうな〜、と少し引いてしまいますが…。

いえいえ!吉田さんはただの“天才”ではなさそうですよ!

吉田さんが才能にあふれた凄い方であることは間違いないでしょう。しかし、この「怒る企画術!」は、華やかなテレビ業界で活躍する吉田正樹さんの“成功体験談”ではありません

企画を生み出すための吉田さんの“ロジカルな考え方”“失敗から学んだこと”が丁寧に書かれています。

平凡なぼくでも取り入れることができそうな、“企画を考えるコツ”がいくつもありました。具体例を挙げながら、いくつかご紹介します。

“普通の子”の面白さを「企画」に変える

「力の限りゴーゴゴー!!」の企画提案エピソードからは、“普通・平凡”であることも“企画の芽”になり得るということを学べます。

お笑いタレントのネプチューンが出演していた「力の限りゴーゴゴー!!」は、
TBSの「学校へ行こう!」という番組へのアンチテーゼとして生まれたものです。
「学校へ行こう!」には個性的で変わった中学生たちが登場する面白さがありました。
それを見ていた僕は、「こんな目立ちたがり屋でも金髪でもない、普通の中学性は何をやってるんだろう。
普通の子にも面白さがあるはずだ」と思うようになったのです。

「怒る企画術!」(吉田正樹 著)第1章より引用

吉田さんが引っかかって、「力の限りゴーゴゴー!!」企画の根幹にもなっている「普通の子の面白さ」。これが社会現象といえるほどの大ブームになったコーナー「ハモネプ」につながっていくんですね。

「普通の子ががんばる姿に中高生たちは共感できる」「アカペラを通してチームワークを築く若者の姿は美しい」。

シンプルな発想ですが、その思いを「ハモネプ」という「企画」として実現することで社会現象になったのです。

著書ではその後コンセプトがぶれてしまって、視聴率も下がり番組終了となったエピソードも書かれています。企画の信念をつらぬく大切さをここから学びました。

企画は三行で伝わる

第2章の中の「企画は三行で伝わる」という項。ここには明日からすぐに使える“企画の心得”が書かれています。

吉田さんによると、

よく5W1Hが大切といわれますが、
「誰が、何を、どうする」、三つだけでいいのです。
そうすればどんな企画でも三行で言えます。

「怒る企画術!」(吉田正樹 著)第2章より引用

この考え方を吉田さんが企画した番組に当てはめてみるとこのようになります。

出典:「怒る企画術!」(吉田正樹 著)第2章

たしかに、こうやって見てみると非常にシンプル!

このように“三行で説明できる企画”“「誰が、何を、どうする」で説明できる企画”であることが、視聴者にしっかり伝わることにつながりそうです。

実際にはその“コンセプトが定まった三行”を発想するのが難しいのですが、「長い企画書より、ねらい(コンセプト)をしっかり!」という姿勢は忘れないようにしたいですね。

まとめ:“怒り”を整理整頓して“企画”に変えよう!

吉田さんによると、大切なのは「負の感情(怒り、鬱憤など)を整理整頓していいアイデアに変える」こと。

「怒る企画術!」にはその整理整頓の方法が丁寧にロジカルに書いてありました

どんな職業・職種でも、この考え方を実践できれば良い“企画(仕事)”ができそう!働くすべての人にオススメです。

 

▼吉田正樹さんの他の著書はこちら

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